「殺すほうが大事です。そっちのほうが、興奮するから」殺人に快楽を覚える“反社会性パーソナリティ障害”(岩波明)

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岩波明自閉症ではなく、反社会性パーソナリティ障害を支持。今までの考えからしても、そうだろう。

岡庭容疑者は、2013年3月、保護処分相当とされた上、関東医療少年院に収容されました。少年院ではなく医療少年院だったのは、精神鑑定で広汎性発達障害の診断を受けたからです。


もっとも、私は岡庭容疑者に対するこの診断に疑問を持っています。報道によると、小学校の同級生たちは彼を「普通の子だった」と口を揃え、他の子と鬼ごっこをしたり、テレビゲームをしたりして遊んでいたとのことです(前出「文春」)。ASDADHDは生まれつきのものであるため、もしASDであれば、小学校か就学以前から、対人関係の持続的な欠陥や、特別なものへのこだわりといった特徴が現れていたはずです。


実はこの事件では精神鑑定が2回行われ、アスペルガー症候群という診断が下されたのは、弁護側の求めに応じて行われた2回目の精神鑑定です。私は、それよりも精神科医の故・小田晋氏が1回目の精神鑑定で下した、「人格障害(パーソナリティ障害)」という診断を支持します。

紀州のドン・ファン、茨城一家殺傷…被疑者認否非公表の訳(日刊ゲンダイ)

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 この2つの事件はテレビニュースなどでも大きく報道されましたが、その中で僕が「なんで?」と思ったことがあります。それは、「警察は捜査に支障があるとして、認否を明らかにしてません」というものです。

「茨城一家殺傷に手口が酷似」…もうひとつの “ポツンと一軒家殺人” の被害者長男が警察に不信感(SmartFLASH)

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「私は警察署で父の遺体を確認したのですが、後頭部が割れ、目の端が切れていて、鼻はつぶされていました。額にはハンマーで殴られたような痕もありました。別の署に運ばれた揚子さんのことは彼女の子供から聞きましたが、顔が半分つぶれていたそうです。事件現場の部屋は、壁は血だらけで、布団の下に血の塊がありました。父はかなり苦しかったと思います」

(取材考記)茨城一家殺傷「市議は容疑者の親戚」 デマサイト運営者、なぜ続けられる 吉沢英将

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後日、市議を訪ねると「容疑者と親戚ではない」と明確に否定し、無言電話や中傷メールが相次いだことを明かした。逮捕の翌日に訪れたなじみのゴルフ場では、職員の視線も普段と違うように感じたという。事件と無関係の市議の日常は一変した。


市議のような被害者を生み出すデマは許されない。3往復のメールだけのやり取りで、名前も年齢も性別すらもわからなかった。「恥ずかしさ」を抱えながらデマを発し続ける境遇はどのようなものか。会って話を聞きたい。

この記者の方ではないが、香川のゲーム条例の時に、デマを流していた新聞記事が朝日新聞からいくつか出ていたので、その記事を書いた方に、僕も会って話を聞いてみたい。

「茨城一家殺傷事件」と「佐世保女子高生殺害事件」の犯人をめぐる報道の違いとは?(橘玲)

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メディアの抑制的な報道は、このとき「子どもに不利な遺伝子をたまたま受け渡してしまった」というだけの1人の人間を死に追いやったことを反省したのか、それとも、たんに今回の容疑者の両親に話題性が欠けていたのか、どちらでしょうか?

「16歳の頃に初デリヘル」立川メッタ刺し殺傷 19歳少年が起こしていた職場での“金銭トラブル”(文春オンライン)

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「苗字と名前の一部を取ったあだ名で呼ばれていました。友達は多い方ではなかったですね。サッカー部ではサイドバックのポジションで、レギュラーではありませんでしたが練習は真剣に取り組んでいました。印象に残っているのは、練習方針を巡って部活内で議論になったときに、彼は自分の主張を決して曲げなかったんです。普段はおとなしくて控えめな性格だったので、そんな頑固な一面もあるのかと周囲は驚いていました」(中学校の同級生)


「知人の紹介で入ってきたのですが、仕事を始めてすぐに『少年がお金を払わない』と社内で金銭トラブルが起きました。先輩から物を買った代金を払わなかったようで、にもかかわらず休憩時間になるとコンビニでiTunesカードを購入してスマホのゲームアプリに課金していたので、白い目で見られていました。『パズドラ』にハマっていて、課金で揃えた強いモンスターを見せてきたこともあります。同時に『ドラクエ』のアプリもやっていましたね。

 ただ当初から遅刻と無断欠席が続き、2週間ほどでぱったり来なくなりました。最終的にお金は払ってもらえなかったと聞いています」